可愛いいペットが、重い病気を起こす危険性について

1. アレルギー反応

先日、40歳代の男性がハムスターに噛まれて、アレルギー反応で死亡
しました。

 この原因は、「アナフィラキシーショック」です。これは、急におきる激
しいアレルギー症状のことで、時には、血圧低下などの症状を起こし、
死亡してしまうこともあるのです。

 皆さんが食べてもなんともない食品(良くある例は日本蕎麦)によって
「アナフィラキシーショック」がおきることはよく知られています。

 このような、「アナフィラキシーショック」のアレルギー反応以外に、
気管支喘息もペットによって惹き起こされることがあります。可愛くて仕方のない身近なペットが、ご主人やご家族に重篤な事態に至らせるのです。

 飼い猫のアレルゲン物質(動物の皮脂腺から出るたんぱく質)が原因の
喘息もよくみられます。家庭内におけるイヌ、ネコのアレルゲンの発生量はダニアレルゲンよりも
50倍以上も多いのです。又、飛散粒子が小さいネコのほうがイヌよりも喘息などの症状が多くでます。なかでもハムスターは「凶暴」なアレルゲンを持っています。呼吸困難、じんましん、及び先に述べた「アナフィラキシーショック」に至ることもあるのです。
 
 これらペットに対するアレルギー体質を血液検査で調べることができます。

2. ペット由来の感染症
 ペットが惹き起こす病気にはアレルギー症状のほかに、猫ひっかき病、パスツレラ症、Q熱、エキノコックス症、鳥類のオウム病、などの感染症があります。
 ペットと楽しい生活が送れるのは良いのですが、体質的にペットとの生活が出来ない人達がいますので、ペットのことを正しく理解して、皆が健康に暮らしていけるようにしましょう。