ワクチンを確保するため、事前予約をお願いしています。
お電話(079-422-1130)もしくは外来受付にてお申し込みください。

持病をお持ちなど接種についてご心配な方は、お気軽にご相談ください。

また、当院では小学生以下のお子さんへのワクチン接種は行っておりません。
どうぞご理解ください。

このページの内容は2025年6月1日時点の情報です。

ワクチン接種待機場所

ワクチン接種の待合場所は、リラックスしてお過ごしいただけるスペースにしています。観葉植物に囲まれた空間で、中庭の景色を眺めながらお待ちいただけます。


A型肝炎ワクチン
基礎疾患に慢性の肝障害がある方や高齢の方は重症化しやすいため、予防接種が推奨されています。また、A型肝炎が流行している国への渡航1~2か月前にも接種が強く推奨されています。

【ワクチンの種類】
不活性化ワクチン
接種方法:3回
B型肝炎ワクチン
予防接種はすべての年齢で推奨されています。成人では、B型肝炎ウイルスキャリアのご家族がおられる場合や、血液や体液に触れる職業の方は特に接種が推奨されています。また、相手選手と接触するスポーツも感染の可能性があります。

【ワクチンの種類】
不活性化ワクチン
接種方法:3回

【費用】
5,900円
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン
HPVワクチンの目的は、HPV感染を予防し、子宮頸がんやその前がん病変の発生を減らすことです。HPVにはいくつかの種類があり、例えば9価ワクチンは、9種類のHPV感染を防ぐワクチンです。女性は3つのワクチンから選択できますが、男性は肛門がんや尖圭コンジローマの予防として4価ワクチンのみが接種可能です。

【ワクチンの種類】
不活性化ワクチン
1.サーバリックス®(2価ワクチン)
2.ガーダシル®(4価ワクチン)
3.シルガード®9(9価ワクチン)
接種方法:3回

【助成対象者】
平成9年度生まれ~平成20年度生まれの女性で、2022年4月~2025年3月末までにHPVワクチンを1回以上接種した方。公費による接種を希望する場合は、2026年3月末までに3回目のワクチン接種ができるスケジュールでご検討ください。

【参照】
加古川市公式サイト
HPVワクチンキャッチアップ接種のご案内
インフルエンザワクチン
インフルエンザは毎年流行する型が異なるため、10~11月頃の接種が推奨されています。当院で接種可能な時期になりましたら、お知らせに掲載しております。

【ワクチンの種類】
不活性化ワクチン
接種方法:年1回

【費用】
4,000円
近隣市町在住※の高齢者:1,500円
※加古川市・稲美町・播磨町・明石市・高砂市
新型コロナワクチン
【ワクチンの種類】
mRNAワクチン(コミナティⓇ)
接種方法:つど1回

【助成対象者】
2024年4月以降は高齢の方を対象にした「定期接種」に切り替わりました。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、「水ぼうそう」と同じウイルスが原因で発症する皮膚の病気です。子どもの頃に「水ぼうそう」にかかった方は帯状疱疹を発症するリスクがあります。腹部以外にも目や耳、下肢に発症する場合もあります。

【ワクチンの種類】
1.生ワクチン(ビケン)
予防効果:約50~60%
持続期間:5年程度
接種方法:皮下注射1回

2.不活化ワクチン(シングリックス®)
予防効果:50歳以上で約97%・70歳以上で約90%
持続期間:約10年
接種方法:筋肉内注射2回

【助成対象者】
これまで一度も帯状疱疹ワクチンの予防接種を受けたことがない、近隣市町※に住民登録がある50歳以上の方。定期接種の対象は65歳の方ですが、経過措置が設けられています。詳しくは加古川市の公式サイトをご確認ください。

【参照】
加古川市公式サイト
(令和8年3月31日まで)帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を助成します【50歳以上の方対象】
帯状疱疹ワクチン予防接種(定期接種)のお知らせ

【費用】
1.生ワクチン
任意接種:4,000円
近隣市町在住※の方の定期接種:4,000円
※加古川市・稲美町・播磨町・明石市・高砂市

2.不活性化ワクチン
22,000円
任意接種:12,000円
近隣市町在住※の方の定期接種:11,000円
※加古川市・稲美町・播磨町・明石市・高砂市
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌結合型ワクチンは、20種類または25種類の肺炎球菌による感染症の重症化を予防します。

【ワクチンの種類】
不活化ワクチン
・プレベナー20®(20価)
・ニューモバックス®NP(25価)
接種方法:1回

【助成対象者】
過去に一度も肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがない、近隣市町※に住民登録がある65歳の方。もしくは、60歳以上65歳未満で市町の提示する条件に合致する障害をお持ちの方。

【参照】
加古川市公式サイト
高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種のお知らせ

【費用】
近隣市町在住※の65歳の方:4,000円
高齢者:8,000円
※加古川市・稲美町・播磨町・明石市・高砂市
破傷風ワクチン
2025年7月現在、沈降破傷風トキソイド「生研」が出荷停止、破トキ「ビケンF」は限定出荷になっています。傷を負った場合、これまで以上に大量の水道水でよく洗浄してください。

三種混合(ジブテリア・百日咳・破傷風)ワクチンまたは破傷風ワクチンで3回の接種が推奨され、約10年間の免疫が得られます。特に、土や錆びた金属に触れる機会が多い方や、災害の支援者などに接種が推奨されています。1967年以前に生まれた方は定期接種になかったため、未接種の可能性が高いです。

【費用】
2,200円
麻しん風しん混合(MR)ワクチン
麻しんや風しんにかかったことがない全ての年齢の方に2回の接種が推奨されています。2000年4月1日以前に生まれた方は接種回数が不足している可能性が高く、免疫が十分に得られていない場合があります。
MRワクチンは一度の接種で麻しんと風しんの両方を予防できるため、効率的です。

【ワクチンの種類】
生ワクチン

【費用】
10,300円
麻しんワクチン
麻しんは一般的には「はしか」と呼ばれています。感染力が非常に強く、空気感染するため、手洗いやマスクだけでは予防が難しいウィルスです。麻しん患者の行動記録が報道されるのは、感染拡大を防ぐためです。海外で流行しており、渡航する前に抗体検査やワクチン接種を、渡航後は発症の可能性を考慮する必要があります。
麻しんワクチンは、麻しん風しん混合ワクチンであるMRワクチンでも代用できます。

【費用】
6,700円
風しんワクチン
風しんは、発疹が3-5日程度で消失するため「三日はしか」とも呼ばれます。妊婦が感染すると胎児に重篤な影響を与える先天性風疹症候群 (CRS)の原因となります。
風しんワクチンは、麻しん風しん混合ワクチンであるMRワクチンでも代用できます。

【費用】
6,700円